海響館 1階
シロナガスクジラ全身骨格標本

全身 

頭部 

腹部 

椎骨 

骨盤骨痕跡 

胸鰭 


夜景 


 下関は調査捕鯨の基地の一つである。
 この骨格標本は1886年にノルウェーのトロムソ大学博物館が入手したもので、元の個体は1880年代初頭、ノルウェー北部沖で捕獲された体長約26mの雌の成体であったと推測される。
 長らくトロムソ大学博物館に収蔵されていたが、ノルウェー及びトロムソ大学の好意により、海響館で展示されている。
 展示に当っては、骨格の一部修復とレプリカによる補完が行われている。

 シロナガスクジラは地球上で最も大きな生物であり、体長は最大で31mに達し、その時の体重は200トンを超える。
 その骨格標本は世界でも数体しかなく、日本で展示しているのは海響館だけである(2004年5月現在。海響館の解説パネルなどから要約)。

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