姫路市立水族館 特別展 2012年
「オホーツク 流氷の海と魚たち」
流氷のでき方



流氷のでき方を示す模型。
左から、「新生氷」、「蓮葉氷(はすはごおり)」、「氷板」、「定着氷」。

流氷のでき方は概ね以下の通りです(特別展会場の解説パネルの記述を要約)。
1.アムール川から流れ込む淡水で塩分濃度が低くなった海水は、針状や板状の氷の結晶(氷晶)
になり、シャーベット状の柔らかい氷になって海面を覆う。
2.氷晶が絡まり合って新生氷となり、初めは角ばった板状から
ぶつかり合って角が丸くなり、円盤状になる。
3.円盤状の氷がぶつかり合うことで縁がめくれ上がり、蓮の葉のような形状になる(蓮葉氷)。
4.蓮葉氷が大きく厚く成長すると、氷板となって海を覆いつくす。
5.流氷が接岸すると定着氷となり、積み重なると厚さ数mにもなる。

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